ここでは出力に関係してくる知っておきたい色の知識についてご説明します。

★色のいろいろ!
  ☆4色(カラー)印刷
カラー印刷はC(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)K(ブラック)の4原色から成り立ています。そのため、カラー印刷のことを4色(4C)と呼びます。これらの4色のインキを掛け合わせて刷り重ねることで様々な色を表現できます。
    C(シアン)      M(マゼンタ)
CMYKフルカラーは右の4色で構成されています。      Y(イエロー)      K(ブラック)

  ☆モノクロ印刷
一般的に言う白黒印刷のことです。白から黒までの中間を微妙なグレーの階調で表現するグレースケールと、白と黒の2色のみで表現するモノクロ2階調があります。
        グレースケール       モノクロ2階調

  ☆特色印刷
CMYK以外の特別なインクを使用して印刷します。通常フルカラー印刷には使用しませんが、モノクロ1色の黒の変わりに使用したり、2色印刷で使用することが多く見受けられます。例えばパッケージなどで金色や銀色などのCMYKインクではどうしても表現できない特色インクを使うことがあります。
ご希望に沿ったカラーがお選びいただけますのでご相談ください。
★特色一色印刷例
例えば上のようなモノクロ印刷を黒のインクの
代わりに・・・
上のような青の特色インクで印刷するとこのような仕上がりになります。
  
※名刺など、コスト圧縮などのために特色インクが使われる場合があります。よく茶色1色や紺色1色で刷られた名刺がありますが、これらは特色インクを使っていることが多いのです。茶色や紺色をカラーで印刷する場合、4枚の製版フィルムが必要になりますが、特色インクを使えば1枚で済むのでコスト圧縮につながります。

  ☆CMYKとRGBについて
印刷物ではCMYKの4色のインクで色を表現します。一方TVやパソコンのディスプレイはR(レッド)G(グリーン)B(ブルー)という3色の光で色を表現するため、印刷表現とは異なります。ですからRGBのデータをそのまま出力すると、プリンタや出力機の判断でくすんだ色に変換されてしまいます。
  ●RGB→CMYKへの色変換
画像などCMYKに変換可能な物は、変換してから入稿をお願いします。
変換の際に色が変わりますので、色調補正(Photoshop)などで調整することをお勧めします。
@RGB3原色 ARGBをCMYKに置き換えた場合
  ●RGBのデータでしか作成できないソフト
Microsoft Officeや一太郎などのビジネス系ソフト全般は、PGBカラーが基調となっており、印刷のカラーCMYKには対応していません。印刷の際にCMYK色に変換させていただきますが、データ上の色を完全に再現することはできません。特に、発色の強いグリーンやブルーは色が大きく変わってしまいます。CMYKとRGBでは色の再現できる範囲が異なるためです。ご了承ください。

お問い合わせ先/有限会社 竹内印刷
            TEL 0776-66-0109 FAX 0776-67-7172
            〒910-0244
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            E-mail:info@takeuchi-insatsu.ecnet.jp
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